セビリアでの滞在を終えて、次に向かったのは世界遺産の街トレド
セビリアからトレドまでの道中、給油のためと、子供が急にトイレに行きたくなったりと、何とか止まったのですが
そこで印象的だったのが、たまたま立ち寄った街Monesterio
この街に降り立った瞬間、高速から降りて最初のランナバウトにハムのオブジェ!
「ここは間違いなくハムの街!」
と、家族で思いました。
こちらはMonesterioに降り立つ前に、ガソリンを入れるために立ち寄った、とっても小さな町のバル
西部劇に出てきそうな、ちょっと薄暗い感じの、ローカルバル
地元のなじみのおじさんやおばさんがきて、エスプレッソ片手に店員さんと中よさそうに話していました。
朝ごはんを食べていなかったので、おなかすいたという息子と奥さんが頼んだのは
息子さんは、所かまず、ホットドック
マドリッドのレアルマドリッドスタジアム近くで食べたホットドックがくそ不味かったのに、懲りずにまたスペインでホットドックを頼むとは。。。
ま、ここのはまあまあでした。
やっぱりソーセージはドイツが美味しい!
こちらは奥さんが頼んだ、生ハムのサンド
スペインはやっぱりで、食べるならこっちですよね~
ちょっとお肉が硬かったですが、美味しい生ハムでした。
街のシンボルはハムの塊のオブジェMonesterio
先ほどの給油を終えて、高速道路を走り始めてすぐに息子がトイレに行きたいと言い始めたので、
すぐに、次の降り口でおりたのが、Monesterioという町
購読道路を下りて、すぐのランナバウトになんとハムの塊のオブジェ!
「もしかして、ここはハムの街?」
確かにこの辺りはイベリコ豚の産地でもあります。
スペインの有名な生ハムの産地は、スペイン農水省によって、 原産地統制呼称(D.O.)とてして認定されているのですが、
このMonesterioがある辺りはちょうどDEHESA DE EXTREMADURA(デエサ・デ・エクストゥレマドゥーラ)に認定されている地域
それに、この街にはMUSEO DEL JAMÓN(イベリコハム博物館)まであるのです。
トイレの為だけに立ち寄った街だったのですが、これらを見せつけられたら、ちょっとハムを食べていこうということになって、
トイレを借りたガソリンスタンドの近くで、ハムが食べれそうなところを探したので、まだ朝早かったので、ほとんどどこも開いておらず
たまたま開いていた近くのバルSDMに行ってみることに。
先ほどの給油時に食べてしまっていたので、あまりおなかは空いていなかったのですが
イベリコ豚ハムのサンドを一つ3人で分けることにしました。
店内にはさすがハムの街、
色々なハム商品が置いてあります。
バルでこれだけ豊富な商品を扱うなんて、やっぱりハムの街なんでしょうね~
こちらがいただいたイベリコ豚のサンド
やっぱり、先ほどのガソリンスタンドで食べたサンドは全然違います。
ハムがとろける~!
脂身の甘さも半端ありません!
一口食べた時に口の中に広がるとろけるイベリコ豚の脂、これが全くくどくなくて、とってもあっさりしていて、一瞬油と思うのですが、サッと口の中から消えていくのです。
Monesterioの街はここ
まとめ
最近は携帯やナビのおかげで、迷うことなく目的に到着できるのはとっても便利ですが
迷ったり、寄り道したりすることで、自分の想像を超えた何か出会うことがある
そう思うと、効率的にとやりすぎるのは、もしかしたら、自分の人生の幅を狭めている可能性もあるかもしれませんね。
たまには迷ったり、寄り道したりすることも必要かも。
今回のスペインの小さな街Monesterioとの出会いはそんな風に思わせてくれました。