海外旅行に行く際の悩み事の一つとして、現地での言語の問題ではないでしょうか
この記事では、私が実際に使った、旅行の際にこれだけは知っておきたい、利用頻度の高い便利なチェコ語表現5つを紹介します。
神聖ローマ帝国の首都として栄えたプラハを始め、悠久の時を感じさせる町の多いチェコ、建築にビール、様々な魅力に溢れる東欧の国。そんなチェコで話されているチェコ語
チェコ語はその複雑さや発音の難しさから、習得困難な言語と言われていて、旅行者が簡単に習得できる言語ではないようです。だから使える表現を丸暗記するのが得策！
これだけ知っておけば、旅行の楽しさは倍増します。
たった5つなんで、覚えておきましょう！
チェコ語について
チェコ語はチェコ共和国の人口の約９割、アメリカやカナダに存在するチェココミュニティーで話され、話者は世界で約１２００万人と言われている。
チェコ語はその複雑さや発音の難しさから習得困難な言語と言われている。
スロバキア語とは方言ほどの違いしかなく、大抵の場合会話が可能、ポーランド語ともかなり似ており、７０％くらいは理解できると言われている。
旅行の際の言語について、ヨーロッパの場合
はっきり言って、旅行程度で言語をマスターしてから行くのは不可能です。無理無理！
行きたい国があるなら、行ってしまった方が早いです。行かないのはもったいない。
言語のトラブルなんて蚊に刺されたほどの痛みもありません。
私のようにヨーロッパなんかを旅行していると、一回の旅行で数か国回ることなんてざらです。
明日はフランス(フランス語)、次はイタリア(イタリア語)、その次はオーストリア(ドイツ語)などなど
それぞれの国の言葉をマスターしていっていたら、どんだけ時間があっても足りません
ま、世界中を旅行して思うのは、一番便利なのは英語です(相当マニアックな田舎町や秘境にいくなら別です)
観光客が行くような、観光地は大抵英語が通じます。
それに現地の言語を多少覚えて、その言語で話かけても、英語で話返してきます。こんなことはよくあります
実際のところ現地語で話返されてもわからないですからね、話すより、聞き取れるようになる方が時間がかかりますから
話すのは表現を覚えて言えばいいですが、話返される内容は、事前に準備できませんから、それなりの言語能力が必要です。
私も以前、道をある言語で訪ねて、その言語で返されたのですが、全く理解できず、結局英語で教えてもらいました。
やっぱり便利なのは英語、ですが。。。
ヨーロッパ人が英語をマスターするのは、我々日本人に比べて簡単です。言語の構造自体が比較的似ているため、母国語の単語を英語に入れ替えるだけで、ある程度ちゃんとした英語になります。
観光に力を入れているようなところは、英語くらいはマスターしています。
そういう場所はヨーロッパ中、いや世界中から観光客がきますから、英語くらい話せないと商売になりません
私のお薦めは、世界中旅行しようと思うなら、英語くらいはマスターしておくべきです。
それに、このご時世、英語くらいできないと、仕事するのにも苦労すのでは？と思うのは私だけでしょうか
英語ができるだけで旅の楽しさは何倍にもなります、これは私の実体験から確実に言えることです
ですが、ですがです
やっぱり、チェコに行って、現地の人に突然英語で話かけるのはやっぱり失礼です。(あちらから英語で話しかけてきた場合は別)
私が、世界中旅してきて、これだけは現地語で言えるようになっておけば、コミュニケーションがスムーズになる便利な表現5つを紹介します。(後の入り組んだ話は英語をマスターして、英語でやり取りしましょう。)
１、まずは挨拶
チェコ語で「こんにちは」は「Dobry den(ドブリー デン)」です。
お店やレストランに入ったら、まず「Dobry den(ドブリー デン)」と言いましょう。
日本のように、店員さんが「いらっしゃいませ」と一方的に話しかけてくるようなことはありません。
最初に、「Dobry den(ドブリー デン)」と行っておくだけで、対応が違います。
「Dobry den(ドブリー デン)」は一日中使えるので、とりあえず旅行者はこれさえ覚えておけば十分
店やレストランを出るときは「さよなら」の意味の「Na shiedanou（ナ スフレダノウ）」と言いましょう。
２、これも大事、ありがとう
チェコ語で「ありがとう」は「Dekuju vam（ジュクエ ヴァーム）」です。
お店やレストランを出る時に、「Dekuju vam Na shiedanou（ジュクエ ヴァーム ナ スフレダノウ）」と言えば完璧です。
３、お願いします
英語でいうPleaseの表現は使い勝手がよく、色々な場面で使いまわしができます。
チェコ語では「Prosim(プロスィーム)」
たとえば、レストランなどでメニューを指差して、「Tohle Prosim(トフレ プロスィーム)」と言えばオーケー
パン屋さんなどでもこれは使えます。ほしいパンを指差して「Tohle Prosim(トフレ プロスィーム)」でいけます。(ヨーロッパのパン屋は大抵対面販売なので、店員さんにどれが欲しいか伝えなければなりません)
さらに欲を言えば、最低、5くらいまでは数字を言えるようになっておきましょう。これでパン屋も怖くありません。ま、言えなくても指で表現すれば大丈夫
因みにチェコ語で5までは、「１(イェデン)」「２(ドゥヴァ)」「３(トゥシ)」「４(チティジ)」「５(ピエット)」です。
パン屋で、たとえば欲しいパンを指差して「Tohle 4 Prosim (トフレ, チティジ, プロスィーム)」を言えば、そのパンを4つもらえます。
タクシーに乗った時にも、「行先、Prosim(プロスィーム)」で問題ありません。
４、すみません
英語でいうExcuse meですね。
人を呼び止めて何かを訊きたいときなどに役立ちます。
チェコ語では「Omluvte mě（オムルブテ ミエ）」といいます。
日本人に馴染みのある、言葉では全くないので、覚えるのが難しですが、知っておくと便利です。
５、お会計お願いします
旅行に行くと、外食の機会が多くなるので、この表現は使う頻度が高いです。
チェコ語で「お会計お願いします」は「Platit prosim(プラチット プロスィーム)」
先ほど紹介した、「Omluvte mě（オムルブテ ミエ）」と併せて、
「Omluvte mě（オムルブテ ミエ）, Platit prosim(プラチット プロスィーム)」と言えばお会計を持ってきてくれます。
因みにチェコのレストランでは、テーブルでお会計をするのが普通です。チップは特別な場合を除き必要ありません、端数を置いておくくらいで十分です。
まとめ
これらの表現は私が実際に現地に行って使って、使える表現ばかりなので、安心して使ってみてください。
これら以外にももちろん使える表現はまだまだありますが、詰め込みすぎると本当に必要なものも身につかないので、この5つにしぼりました。
とりあえずこれらの表現を皮切りに、徐々に増やしていけばいいと思います。
チェコ語は難解で発音も難しく、外国人がマスターするのは難しいと言われている言語、そんな外国人がこれらのちょっとしたフレーズと話すと、一気に現地人とお近づきになれます。
これらの表現は旅行中使う頻度が高いので、覚えておいて損はないですよ
ちょっとした表現をおぼえて話すだけで、お店やレストランの店員さんの対応が良くなったりします
旅行前にこれだけは覚えて行ってみてください。
それでは楽しい旅を！
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