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「努力が必要ない理由」&「神さまの正体」

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「努力が必要ない理由」&「神さまの正体」


序章: 努力は本当に必要か?

多くの人が「努力こそが成功への道」と信じて育ってきました。社会でも学校でも、「努力を怠らずに頑張りなさい」という教えが当然のように説かれています。しかし、進学研究家でありスピリチュアルな視点を持つ小林正観さんは、驚くべき言葉を残しています。それは、「努力は必要ない」というものです。この言葉に耳を傾けると、多くの人は疑念を抱くかもしれません。どうして努力が必要ないのでしょうか?成功には努力が不可欠だと私たちは信じてきましたが、この考え方が実は人生の豊かさを妨げているのかもしれません。

この動画では、小林正観さんが伝える「努力が必要ない理由」について詳しくお伝えします。さらに「神さま」との関係や、努力を超えた「感謝」という新たな生き方についても掘り下げていきます。人生における「本当の幸せ」や「豊かさ」とは何か、ぜひ一緒に考えていきましょう。


第1章: 神様と人間の関係

小林正観さんの説く「ありと人間」の寓話を通じて、まずは神様と人間の関係性を理解してみましょう。

ある日、2000匹のありが集まって餌を運んでいる様子を、人間が上から眺めていました。ありたちはひたすら餌を集め、運び続けています。その中には、他のありよりも10倍も働くありもいました。彼は他のありに対して「なぜ自分は10倍も働いているのに、お前たちは怠けているんだ!」と怒りをぶつけます。しかし、他のありたちは黙々と自分の仕事をしているだけです。そして、そんなありたちの中には、全く働かずに空を見上げて手を合わせ、感謝の気持ちを表しているありもいました。

その様子を見た人間は、その感謝するありを愛おしく感じ、角砂糖をそのありの前に置きました。さらに感謝の心が深まるありに対して、人間はビスケットも与えました。ありは、努力だけでは決して得られない豊かな報酬を手に入れることができたのです。

この寓話は、私たち人間にとっての神様の存在を象徴しています。ありが人間の存在を意識できないように、私たちも神様の存在を認識することはできません。しかし、正観さんは40年以上にわたって様々な現象を観察し、「神様」とも言えるような大いなる存在が、私たちの人生を見守っていることを確信しました。このような存在を知ることができれば、「努力する」という考えが変わってくるかもしれません。


第2章: 努力ではなく感謝の力

努力によって成果を求めるのではなく、「感謝」を通じて人生に豊かさをもたらす生き方について考えてみましょう。

努力によって得られるものは確かに多いかもしれませんが、その過程でイライラや不満が生じることもあります。正観さんは、「努力しなくても、ただ感謝の心を持っているだけで神様からの豊かな恵みがもたらされる」と説きました。人生において、あえて努力を放棄し、周囲の人や自分の環境に感謝を持つことが、何よりも大切なことかもしれません。感謝することで、私たちは知らず知らずのうちに「大いなる存在」に守られ、奇跡的な出来事が訪れることがあるのです。

目標に向かってひたすら努力し続ける生き方も悪くありませんが、それによって自分の心や身体が疲弊してしまっては元も子もありません。時には、周りにある小さな幸せや恵みに感謝し、無理なく生きることが、最も豊かな人生への道かもしれません。


第3章: 努力と執着の違い

努力と執着の違いについても触れていきましょう。努力は一見、前向きで素晴らしいことに見えますが、そこに執着が混じると途端に苦しみが生まれます。夢や目標を達成するためにひたすら努力するのは素晴らしいことですが、もしその結果が得られなかった場合、多くの人は挫折感や苦しみを感じるかもしれません。正観さんは、夢や目標を持っても良いが、執着せず、達成できなくても満足する心が大切だと言います。

例えば、「目標を達成できなかったけれど、それでも今の自分で十分だ」と思える心を持つことで、人生が楽になるのです。達成できたら嬉しい、でもできなくても良いという、肩の力を抜いた生き方が、実は一番自然で楽しい生き方なのです。


第4章: 努力の本来の意味と奴隷的な力

正観さんは「努力」という言葉の本来の意味についても興味深い解釈を持っています。努力という言葉は、漢字で見ると「奴隷」の「奴」という字が含まれており、無理やり働かせるという意味があるそうです。そのため、我慢を伴う努力をし続けることは、ある意味では自分自身を奴隷にしているようなものかもしれません。

成功者と呼ばれる人たちは、楽しみながら自分のやるべきことを行っています。無理に努力しているわけではなく、自然とその行動が続いているだけです。無理なくできること、自然と感謝できることを続けていくことが、実は一番の成功への道かもしれません。


第5章: 競わない生き方と神様の加護

正観さんは、競い合い、争うことで傷つくことを避けるようにと説きました。人と比べ、競争に巻き込まれることは、心をすり減らしてしまいます。自分や他人と比べることをやめ、日々感謝の気持ちで生きることで、自然と神様のような大いなる存在からの応援が受けられるようになると言います。

競争に囚われるのではなく、感謝の心を持って過ごすことで、人生に自然と豊かさがもたらされるという考え方は、非常に深い意味を持っています。頑張らず、周囲に感謝し、豊かな気持ちで過ごすことで、人間関係も穏やかになり、精神的にも安定するのです。


結論: 努力を手放し、楽しむ人生へ

人生の半分を過ぎたあたりで、努力の生き方から感謝と楽しみを大切にする生き方へとシフトすることが、心豊かな人生を送るための秘訣かもしれません。努力だけで得られるものも多いですが、それ以上に、感謝の心で見守られながら過ごすことで、人生には想像を超えた奇跡が訪れることがあるのです。

本日も最後までご視聴いただき、本当にありがとうございました。それでは、また次回の動画でお会いしましょう。

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