ドイツ在住の管理人Yasuが旅先(ヨーロッパ中心)で食したグルメ情報や滞在したホテルの情報など、Fellow Travelerの参考になるよう情報を書き残しています。質問等もお気軽にどうぞ。おまちしております!

The World Traveler YASUのSKYブログ 〜空は繋がっている〜

これだけで寝れる!飛行機(長時間フライト)で睡眠をとる方法、これでエコノミーでも寝れるようになった!

更新日:

最近ではほとんどなくなってしまいましたが、以前はよく時差の異なるアメリカやヨーロッパに日本から飛んでいました。現地についてからの時差ボケもそうですが、私が一番困っていたのが、機内での過ごし方、現地についてから時差ボケになりたくないので、機内で絶対に寝ようと意気込んで飛行機に乗っていました。

いくつかの方法を試しましたがエコノミークラスの狭い、リクライニングもほとんどしない座席では私は全く寝れませんでした、逆に寝るためにとそれらのことをやったおかげで、現地に着くと体調が悪くなって、さらにひどい時差ボケ状態。長距離フライト大嫌いだったのですが、あることに気づいてからは長距離フライトが全然怖くなくなり、必要に応じて、飛行機の中でも寝れるようになりました。

まず、私が飛行機の中で寝るためにやったことのあるのは:
– ネックピロー
– 前日徹夜
– お酒を飲んで、酔っ払らう。

ネックピロー

まず試したのは、ネックピロー!

私がよく飛行機に乗っていたころにおお流行りしていました。ですがこれ私には全く聞きませんでした。首の後ろの部分が膨らんで、椅子に座った時にその部分が座席にあたってとても気持ちが悪くて、体制が安定せず、肩はこるし、首は痛くなるで、全くいいことはありませんでした。

私にはききませんでしたが、多くの人が利用していますね。

これよさそう!

前日徹夜して飛行機に乗る

これは私がアメリカ留学時代に友達から聞いて、飛行機の中でよく寝れると聞いて、よくやっていたのですが、長時間のフライトの前日に全く寝ずに空港に行って、そのまま飛行機に乗るという方法です。

結論から言うと、これは私には全く効果がなく、逆に眠すぎるのに眠れないという最悪の状況に陥って、飛行機の中が苦痛でしかなかったです。

お酒を飲んで、酔っ払らって寝る。

お酒を飲んだら寝れると思い、飛行機に乗る前から飲み始め、飛行機に乗ってからも結構飲んだいたころがあります。

さすがにお酒を飲むので少しは寝れるのですが、眠りが浅いので、少し寝てはすぐに目覚めてしまうという繰り返し。しばらくすると気分が悪くなってきて、長いフライト苦痛!

さらに飛行機の中は酔いやすいので、地上にいる時以上に酔っ払って、気分が悪くなります。眠りは浅いは体調も悪くなるわで、こちらも結局現地に着いたころには体長は最悪で、目的地の空港からでる頃には最悪の状況になりました。

私は飛行機の中で寝れないか?

飛行機の中で寝れないかというと、そうではないのです。ビジネスクラスに乗ると、まー、座席がフルフラットになるせいもあるので、寝れるので飛行機の中で寝れないわけではないのです。また、エコノミークラスの座席が悪くて、座った姿勢で寝れないのかというと、そうでもなく、映画館や車の中で同じような態勢で寝ることができるのです。

以上の考察から、飛行機の中が問題でもなく、姿勢が問題でもないという結論に至りました。

私が編み出した解決策

そこで、私がやったのは、寝ることをあきらめて、飛行機の中でずっと起きていようと考えたのです。

最近ではパーソナルモニターがあって、好きな映画や番組を見れるようになっていますが、私が留学した時などは、エコノミークラスでは個人モニターなどなく、大きなスクリーンがキャビンに一つあって、映画の上映時間も決まっていました。ですから飛行機で寝れないというは結構時間をつぶすのが大変でした。

それで、私は大量の本を持ち込んで、フライト中ずっと読書することにしたのです。全く寝ようとしませんでした。

するとどうでしょう。あるとき突然眠気が襲ってきて、そのまま流れに任せて寝てしまったら2~3時間眠れたのです。これまで30分くらいが限界だったのが2時間以上も練れたので、現地に着いた時の体調が全然違います。

さらに、精神的にも、寝ようとして眠れずに10時間程度過ごすのと、寝るつもりがなく数時間練れたフライトでは全く爽快感が違いました。

実はこれ不眠症にも利く方法!

オーストリアの有名精神科医、心理学者のヴィクトール・フランクルは私と似たようなアプローチで不眠症患者に対して治療をして、成果を上げていたようなのです。

彼は不眠症患者が来ると、「寝ようとせずに、一晩中起きておいてください」と言っていたそうです。すると寝なといけないと思い込んでいる患者からその足かせが取れて、寝れるようになるんだそうです。逆転の発想ですね。

まとめ

寝よう寝ようとするから逆に眠れなくなってしまって、結局気分が悪くなってしまう、特に私は自分でもエコノミーでは寝れないと自分で言っていたので、その自己暗示も良くなかったのかもしれません。

今では、別に寝る必要はないやくらいの気持ちで飛行機に乗るので、寝れなかったら寝れなかったでいいし、寝れたら寝れたでいいくらいの気持ちで飛行機に乗っています。

結局は自分の態度の問題だったのです。エコノミーだからとか全く関係なくて、自分の考え方の問題。飛行機の中では寝ないといけないと思いこむのは辞めた方がいいです。

旅行のガイドブックなどに飛行機で寝て、時差ボケ対策しましょうみたいなことが書いてあるので、きばって寝れなくなってしまいがちですが、飛行機で寝れても時差ボケになるので、飛行機で寝れるか寝れないかはあまり問題ではありませんよ。それよりフライトを楽しむことを考えましょう!最近は機内エンターテイメントが進化しているので、機内でもやれることがたくさんあります。

私のおすすめはAmazon Prime会員、自分のみたい本やビデオをタブレットやPCにダウンロードして持って行っ行きます。最近の機内エンターテイメントは以前に比べて格段に良くなってきましたが、自分が見たいものがあるかわからないですからね。

Amazon Prime会員は機内での暇つぶしに最適です。

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