2018年のイースターに訪れたシチリア島、Milazzoから高速艇でVulcano島に到着し、Hotel Gardenにチェックインし、荷物をおろした後の向かったのはヴルカーノ島への観光客が必ず行くと言っても過言ではない泥温泉。
高速艇でヴルカーノ島に近づくと、硫黄のにおいがプンプンしてきます。日本の温泉地に来た雰囲気。硫黄のにおいが好きな奥さんは、これで気分は最高潮に!泥温泉の期待が高まります~
奥さんのたっての希望でヴルカーノ島に一泊して、この泥温泉をゆっくり堪能するプランにしたのでとても楽しみにしてきました。さていかがだったでしょうか?
ヴルカーノ島の泥温泉について
場所
場所はMilazzoからの高速艇が到着する港、Levante港から歩いてすぐの所にあります。5分もかからないでしょう。
情報
– ヴルカーノ島の泥温泉の公式サイト
– ヴルカーノ島の泥温泉の口コミ
入場料は大人3ユーロだったと思います。追加で確か1ユーロ払うとシャワーを使うことができますが、水しか出ないと言われたので、我々はシャワーは使わずにホテルに帰ってすぐにシャワーを浴びました。
更衣室などはないので、外で着替える必要があります。水着を着てくると便利です。我々はホテルから水着でここまで来ました。
ヴルカーノ島で泥温泉と海水温泉を体験!
泥温泉
ホテルから歩いて港の方に向かっていくと、港からも見えていた岩山が見えます。この岩山は硫黄の影響で黄ばんでいて、火山が生きていることを実感することができます。
岩山の近くまで来ると噂の泥温泉が姿を見せてくれます。
この岩山の横に伸びる柵沿いに入場料を払う掘って小屋があります。ここで入場料を払って中に入ります。
「目に泥が入らないように気を付けてね~」と言われました。それと子供は入らない方がいいよと言われました。まだ肌が弱い子供には刺激が強すぎるようです。
中に入っても何もありません。泥温泉の周りに柵を作ってかこっただけ!
沼の底から硫黄を含んだ蒸気と塩水と粘土質の土を噴出しているので、プツプツと泡がそこから上がってきているのを見ることができます。
そして、沼の周りや沼の中の地面は温かくて、ところどころ熱い所もあります。
沼の泥はそれほど熱くなく、ひんやりしていいました。日本の温泉のようにゆっくりつかるといわけにはいかず、膝くらいまでつかって退散することになりました。夏場の暑い時期に来たらゆっくりつかれると思います。
この時期の気候では冷たすぎて、つかることができませんでした。残念。。。
泥温泉の横辺りには、硫黄の煙が噴き出ている場所があって、白い煙がもくもくと出ていました。辺りも黄ばんでいます。
シャワー施設は上の写真の右端の中央あたりにうつっています。シャワーが外にポンポンと立っているだけで、柵などで囲まれているわけではありませんでした。
この石が積んであるところから特に白い煙がもくもくと出ていたのですが、写真ではちょっとよくわからないですね~
その煙に手をかざしてみると結構な熱さでした。地球の息吹です!
海水温泉
泥温泉の沼の奥の海に海底から温泉が湧き出ている所があります。
海水の色が他の部分と少し違って、コバルトブルーになっている部分がわかるでしょうか、ここの部分に海底から温泉が湧き出ていて、少し暖かくなっています。
写真の真ん中あたりに泡が立っているのですが、ここが特に海底から温泉が湧き出ている部分でもくもくなっていました。
この時はまだ海水浴をするほど暑くなかったので、海水が冷たすぎて、膝くらいの所までしか入れませんでしたが、ここも沼のまわりと同じように地面が結構熱くなっていました。
黒い砂のビーチ
泥温泉から少し歩いたところにある黒い砂の砂浜。火山灰がそのまま砂浜になった為に砂が黒くなっているのだとか。
我々が訪れた時はまだシーズンではなかったので、ビーチ客は全くおらずちょっと寂しい状態。シーズンの夏場は多くの人で賑わうのでしょうね〜。
街の中のホテルのほとんどがクローズされていて、開業の準備をしている人たちを見かけるほどで、島は結構閑散としていました。
ホテルの近くにあった、ぶどうの木のてっぺんに猫が座っていて、何かを狙っている様子でした。
vulcanoのもう一つの見どころグラン・クラテーレ山
英語のボルケーノの語源にもなったと言われているvulcanoには当然火口があります。
グラン・クラテーレ山を登るとその火口を見ることができます。
我々も6歳の息子と一緒に上りました。上り下りで合計約1時間半から2時間かかりましたが、山の上から絶景を見ることができて、登ったかいがありました。是非。
実は私はこの日2度同じ山に登っています。早朝のランニング時と家族と一緒に上った時。物好きですね~
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まとめ
日本の温泉のようにそこそこ暑くて、ゆっくりとできると思っていたのですが、予想していたよりも泥は冷たくて、4月の頭の気候では冷たすぎて、全身つかることができませんでした。
多くの観光客の方々が全身つからずに退散していました。ここはもっと暑くなってからでないと満喫できないですね。
ヴルカーノ島にきたらこれを試さずには帰れないので、旅の思い出にはいい体験となりました。
でも、あまり期待しない方がいいかも。。。