ヨーロッパに来てレンタカーで旅行したいと思う人も多いでしょう
車があれば公共の交通機関では行きにく場所にも行くことができ、観光の幅が広がります。
問題は大都市に行った時の駐車場ですね。
ヨーロッパの大きい都市の中心部は日本と同じように
パーキングの値段が高いのと、一方通行が多かったりと運転するのも大変です。
そして、アムステルダムは自転車がとても多くて危ない。
できれば大都市の中心部へは運転していきたくないですね。
慣れてない旅行者は特にそう思うとおもいます。
そこでアムステルダムに行かれる際にお勧めしたいのが
P&Rというシステム。
アムステルダムの路駐は激高!
アムステルダムの市内の中心部のパーキングはとても高いです。
先日、アンネの家の近くに路駐した時の料金は1時間5ユーロ(約650円)。高い!
パリより高いかも…
1日45ユーロ(6000円弱)払いました。
この時はあまり時間がなかったので仕方なく、払いましたが、高いですよね〜
アムステルダムのパブリックパーキングはさらに激高!
さらにさらに、先日アムステルダム中心地のホテルに泊まった際に、
ホテルにパーキングが無かったので、
近くのパブリックパーキングにとめたのですが、
それがなんと、一晩64ユーロ!
アムステルダムから少し走って、郊外の町のホテルなら、人が一晩泊まれる位の値段です!
パリでも、シャンゼリゼのすぐそばのパブリックパーキングに一晩とめて、34ユーロでした!
アムステルダムはパリのほぼ倍です!
間違ってもアムステルダム市内にパーキングしようなんて考えてはいけません。
だからP&Rはとってもお得でおすすめ!
これを考えるとこのP&Rシステムは本当におススメです。
アムステルダムで格安で車を止めることができますし、パーキングは市内の中心部に行きやすい、アムステルダム市内のまだ混雑していないところにあります。
パーキングに入る日時によりますが最安で24時間で1ユーロで止めれます。
パーキングはアムステルダムの市内中心部に電車で15分以内で行くことのできる場所に大体あるので便利。
我々が利用したパーキングのすぐ目の前がトラムの駅で、アムステルダム中央駅まで一本で行けて超便利でした。
値段はこんな感じ
・平日の午前10:00までに入ると最初の24時間は8ユーロ、その後24時間につき1ユーロ
・平日の午前10:00以降に入ると24時間につき1ユーロ
・週末は24時間につき1ユーロ
96時間までこの値段で止めることができます。
この値段でパーキングするためには
OV-chipkaatまたはP+RGVBカードをパーキングに入ってから1時間以内に購入して、公共の交通機関を使ってアムステルダムの市内に行き、帰りもアムステルダム市内から公共の交通機関を使って、パーキングまで戻ってきて、パーキングに戻ってきて一時間以内にパーキングの料金を払う必要があります。
質問が来たのでもう少し詳細を記載します。
OV-chipkaatまたはP+RGVBカードに関して
OV-chipkaatは日本で言うSuicaのような感じのカード、旅行者にはこれは必要ないでしょう。
私はP+RGVBカードをパーキングのすぐそばにある自動販売機で購入しました。
料金は最初の一枚は5ユーロ、二枚でも5ユーロ、3枚買うと5.9ユーロ、4枚買うと6.8ユーロ、5枚買うと7.7ユーロとなります。車一台につき5枚まで購入できます。
この料金にパーキングから市内までの往復分の公共交通機関利用料が含まれています。
このP+RGVBカードはパーキングから市内に出るときと、市内からパーキングに戻る時のみだけ使用するカードになります。
公共の交通機関に乗る時と降りるときに車内にタッチする場所があるのでキチンとタッチして下さい。他の乗客もやっているので真似してください。
乗車のタッチ後1時間以内に下車のタッチする必要があります。ま、パーキングからアムステルダム市内に一時間も電車に乗る必要は無いと思います。
このカードを市内観光中での移動には使用しないで下さい。市内の移動の際に公共の交通機関を利用する際は別途このカードを使わずに料金を払ってください。
当然ですがP+RGVBカードをなくしたら、P+R割引料金は適用されません。パーキングの最後の料金精算の際に必要です。大事に持っておきましょう。
市内に止めると1時間4〜5ユーロ程度取られます。
P+Rシステムを使うと三日間止めて、最安3ユーロ、高くても10ユーロです。これプラス人数分のP+RGVBカード購入代金です。
これは本当に便利で安く車を止めることができて、時間を気にすることなく観光できるのでオススメです。
まとめ
ちょっとややこしくなってしまいましたが、
簡単に書くと
・パーキングに入る
・パーキングに入って一時間以内に近くの自動販売機でP+RGVBカードを購入
・P+RGVBカードを使って公共の交通機関でアムステルダム市内まで出る
・アムステルダム市内観光中はP+RGVBカードは使わない
・アムステルダム観光が終わってパーキングに戻る際、P+RGVBカードを使って市内から公共の交通機関でパーキングへ戻る
・パーキングに戻ってから一時間以内にパーキングの料金を払う
という流れになります。詳細はこちらをご覧ください。