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ドイツで確定申告2017年分。ドイツ語ができなくても自力でオンラインでやる方法

更新日:

2018年ももう5月も半ばになって来ました。我々がドイツに引っ越しして来て、今年の6月の末で丸4年になります。

ドイツの5月末ごろといえば前年の確定申告の締め切りの時期なので、まだ、確定申告が終わっていない方で自力で行うと考えている方は急いだほうが良いです。

私はつい先日Finanzamtから2017年分の払いすぎた税金の返金のお知らせが無事届きました。WISOのオンライン版での予想額とぴったり同じ額が帰ってくることになりました。うれしいー!

私のドイツでの確定申告は初年度(2014年分)と去年(2017年分)です。両方とも自力でほぼ同じ方法で行いました。初年度(2014年分)分はスーパーで買ったソフトで行いましたこちらの記事もどうぞ。

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ドイツの確定申告に必要な情報

ドイツの確定申告は結構幅広く控除されるので、いろいろなレシートを取っておくといいと思います。私が参考にしたのはこちら、とても詳しく詳細に記載されているので、参考になります。とは言ってもそほど確定申告を意識していなかったので、大きな費用がかかったものだけを申請しました。

基本的に用意しなければならいのは
– 所得税の証明書(Lohnsteuerbescheinigung)
– 各種領収書とレシート、領収書がない場合は銀行明細でも代用可能
– 税金IDナンバー(Steuer-Identifikationsnummer)
– 銀行口座情報

WISOオンラインで確定申告

WISOオンラインで幾ら返金されるか確認

2017年分は初年度の確定申告で使ったWISOのオンラインバージョンを使いました。

全てドイツ語ですが、私はgoogle翻訳を使ってなんとかやり遂げました。

このWISOオンラインバージョンは最終的にFinanzamtへ送信するまでは無料で利用することができます。ですから、必要事項を入力するとお金を払う前にどれくらい返金されるか無料で知ることができるので、とても便利です。

2014年度の確定申告をした時に使ったソフトウェア版と画面デザインなどは全く同じなので、こちらで慣れておくとソフトウェア版でも簡単に入力できると思います。オンライン版よりソフトウェア版の方が安いです。

今回私が確定申告することにしたのも、WISOオンラインバージョンで結構な額が返ってくると出たからなのです。

さらにWISOオンラインバージョンの優れているところは、自分の収入や健康保険料や社会保険料、納めた税金などが自動的に入力されるので、自分で入力する手間が省けます。WISOオンラインバージョンを使う予定の方は2月末以降に行えば、これらの情報は自動的に入力されます。

あとは自分の個人情報や奥さんが専業主婦の場合は奥さんの情報、さらに子供の情報を入力します。

経費入力欄はかなり細かく分かれているので、それぞれ自分が控除したい項目ごとに入力していきます。

私の場合は、子供が通っている現地の幼稚園の授業料と毎週土曜日の日本語の補習校の授業料を入力しました。

授業料の証拠は銀行明細でOK

これらの授業料の領収書はなかったので、現地の幼稚園に伺ったところ、毎月銀行から引き落としされている銀行明細を1ヶ月分提出すれば良いと教えてくれたので、ちょうど去年の真ん中あたりの7月ごろの幼稚園と補習校の授業料の引き落としが記載されている銀行の明細をコピーして提出しました。

WISOオンラインバージョンがいいのは間違いがありそうな箇所を指摘してくれます。

自分が入力すべき項目を入力し終えると画面右上に幾ら返金されるか、または追加で払わないといけないのかが表示されれます。グリーだと返金ありで赤だと追加で支払いが必要です。

ここまでは無料で使用することができます。

料金を払ってFinanzamtへデータ送信

Finanzamtへのデータ送信する際に料金の支払いが必要になります。価格は29.95ユーロ。税理士に頼むと少なくても200〜300ユーロはかかるらしので、それに比べると格安です。

支払い方法はクレジットカード、Paypal、銀行振り込みです。私はクレジットカードで支払った後、本人認証が必要なので、必要書類と身分証明(日本のパスポート)を持って郵便局に行きました。その後、Finanzamtにデータを送信できるようになりました。

Finanzamtへ必要書類を持っていく

Finanzamtへデータ送信後、WISOがまとめた書類をプリントアウトして他の必要種類と共に最寄りのFinanzamtへ郵送するか直接持って行きます。

私の場合は
WISOがまとめた書類
– 幼稚園と補習校の授業料の引き落としの記載がある銀行明細のコピー
– 所得税の証明書(Lohnsteuerbescheinigung)のコピー

を最寄りのFinanzamtに直接持って行きました。

結果の通知

結果の通知は必要書類を提出してから、約2週間ほどで届きました。思っていたよりもかなり早くてびっくりしました。

結果はWISOオンラインバージョンで表示されていた額(1000ユーロ弱)がそっくりそのまま戻って来ました。次回の旅行の足しにできます。やったね!

こちらのブログでは別のオンライン確定申告サービスで表示された額の半分以下しか返ってこなかったと書いてあるので、WISOオンラインバージョンは優秀なのかもしれません。

私はWISOを使用するのはこれで2度目ですが、両方ともWISOの表示する還付額と同じかそれ以上だったので、WISOは信頼できると思います。ドイツで確定申告をお考えの方はWISOを使ってみてはいかがでしょう。

まとめ

私はそれほどドイツ語はできませんが、インターネットの力を使って自力でやり遂げました。

手書きでやるのは手間がかかると思うので、たった29.95ユーロでその手間を省いてくれるWISOは本当に重宝すると思います。ぜひトライしてみてください。

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