スペインアンダルシア地方にある断崖絶壁の街ロンダ
イスラム文化の香り漂う断崖絶壁の街で早朝ランしてきました。
我々が滞在したホテルの目の前の道も白い壁の家が続いていていい雰囲気。
ロンダは、ミハス・カサレスやフリヒリアナに続く「白い町ルート」の起点とも言われているそうで、結構街の至る所に白い家が立ち並んでいました。
ロンダ市街地を描いたアスレッホ(タイル)
ポルトガルのアズレージョみたいですね~
ヌエボ橋へ続く通り
昼間は観光客でにぎわう道ですが、さすがに朝はあまり人がいませんね。
ヌエボ橋
落ち着いた雰囲気。スペイン広場の明かりが目立ちます。
ヌエボ橋の下側は漆黒の闇
このように見るとスペイン広場がまるで浮いているように見えます。
スペインで最も古いと言われている闘牛場「レアル・マエストランサ」
この牛の銅像は今にも動きそう!
「イギリス人の散歩道」と名付けられた遊歩道
闘牛場「レアル・マエストランサ」の正面
オルドネス父子の像、20世紀ロンダの闘牛場で名声を博した親子。
息子のアントニオのヘミングウェイやオーソンウェルズとも親交があったそうな
朝の闇の中にライトアップされた歴史ある闘牛場が美しく浮かびあがります。
Calle Virgen de la Paz通りが2本に分かれるところに立つ教会
Calle Virgen de la Paz通りが二本に分かれたところを右に進んでいくと、観光地から離れて、民家が立ち並ぶ地域にたどり着きます。
そこに立っていた、何かの銅像。お地蔵さんのような感じですかね。
その道を戻ってきて、今度はソコロ広場まで戻ってきました。
ここは昼間は多くの人で賑わっていますが、朝はさすがにまだ誰もいません。
地面に映る街灯が美しい
広場の中央にはヘラクレスと2頭のライオンの像の噴水があります。
街灯に照らされて、神々しく輝いていますね~
ロンダのショッピング通り、通りをひたすら行くと、また民家が集まる地域にたどりつきます。
そこから撮ったロンダの夜景、岩肌に吸い付くように道が形成されているのがわかります。
こちらも歴史がありそうな教会です。
グネグネした道を適当に行っていた時に見つけました。
こちらは「聖セバスティアンの塔(ミナレット)」 ロンダに残された、唯一のイスラム教のモスク
昼間よりもいい感じですね~
抑えたライトアップで神々しさがさらにアップしているように思えます。
「パルセント皇妃広場」
「サンタ・マリア教会」イスラム教のモスクの上に建てられた教会で、建築様式が混ざった独特の雰囲気の教会
通りをさらに行くと「Church of the Holy Spirit」が目に入ってきます。
ライトアップされている茶色の建物、15世紀から16世紀にかけて作られた教会、ルネッサンス様式とゴシック様式の建物。
その「Church of the Holy Spirit」の前にには立派な城壁あります。
ロンダが城塞都市だったのがよくわかる遺跡です。
その前には「Gateway of Almocabar」
この名前はアラビア語の“Al-maqabir”からとられており、お墓という意味
当時はこの辺りにお墓があったそうな。
13世紀ごろに日干し煉瓦で作られた城壁は、16世紀ごろにルネッサンススタイルの現在の姿に再建築されました。
この辺りからのロンダの夜景もとってもきれいでした。
周りに他の街がないので、暗闇に浮かびあがるフェニックスのように、町の明かりが浮かびあがっています。