今年でドイツに住み始めて5年になりました
ドイツに住みはじめる前には、
「ドイツと日本は似てるから日本人には住みやすいかもね~」なんて
言われたり、自分でもそう思っていましたけど
はっきり言ってぜんぜん違います。
旅行でフラッと来て、特に他の国を回ってドイツに来ると、日本に近いかなと思ってしまうかもしれませんが
ドイツに住んでいると、日本とはぜんぜん違うのです
すごい移民国家!
ドイツはすごい移民国家です!(私も移民ですが。。。)
EUの考え方が、金・物・人の自由な移動ですがから、ドイツがいくらそれを嫌がってももうとめることはできないのですが(ドイツが嫌がっているかは知りませんが。。。)
現在、ユーロ圏で経済的に良い(まだ良いのかな?)のはドイツですから、ユーロ圏はもちろん、近隣諸国から続々と人がやってきています。(特に建築現場の作業員)
私は現在、電車で通勤していますが、電車の中はドイツ語以外の言葉であふれています
いい加減で、適当!
本当に適当なんですよね~
役所やスーパーで同じことを聞いても、人によってまったく違うことを言ってくる
わからなくても、適当に答えるんですよ、こっちの人は、日本だと、わからなければ、知ってる人に聞いたりしますが、こっちの人は適当に答えます。自分の考えが正しいという根拠のない自信があります。ある意味うらやましい。。。
こちらにすみ始めた当初、インターネットのプロバイダーの契約の際、大手のプロバイダーにオンラインで申し込みしたら、アポイントメントが一ヵ月後に設定され(これにも驚きました、一ヵ月後!!!)、そして一ヵ月後に担当の人が来たのですが、そのプロバイダーは私が住んでいるアパートではサービスを提供していないといわれました。そんなのオンラインで申し込みしたときに住所を入力しているのだからわかりそうなもんなのに、実際に人が来ないとわからないんですよね。一ヶ月も待ったのに。。。。日本だったら住所入れた時点でわかりますよね。次のプロバイダーに申し込んだら、アポイントメントが2ヵ月後!!!!インターネットの契約に3ヶ月もかかったのです。。。
うちのボイラーはよく調子が悪くなってお湯がでなくなるので、技術者に来てもらって、どうしたらもうそうならないかと聞くのですが、まー技術者によって返答はさまざま、その通りにしても、またお湯が出なくなるんですよね~
メールなどを送っても、普通に無視します。待てど暮らせど返信が来ないことなんて普通です。返信が着たら大喜び!変ですよね。。。これは、会社でも、役所でもそうで、普通に無視されます。
息子のサッカーのサマーキャンプが何の連絡もなしにキャンセル(初日に行って発覚、キャンセルするなら連絡してこい!!!)、すぐに事務局に連絡したら、「二、三日中に返金します」、2週間たっても返金されず、催促のメールと電話をしてやっと返金。
荷物の配達、日本は世界でも最高の配達システム(配達するほうは大変そう)を持っているので、日本と比べたら他の国がかわいそうですが、配達指定は午前か午後を選べるくらい、良くて数時間枠
以前に、商品の配達を15:00-19:00でお願いしていたのに、午前9:00頃に突然電話がかかってきて「10分後に配達します」といわれたことがあります。時間指定している意味ないやん!こんなことは一度や二度ではありません。。。このときは指定日に配達されただけマシかな。。。
まー、いい加減な国です。
ドイツでもこれですから、イタリアやフランス、スペインなどは、もっと大変なんでしょうね。
こんな風に車を止めたり、結構迷惑なんですけどね。
こんな止め方日本ではありえないですよね
こんななことも!!!
結構肥満大国!
私は、アメリカにも住んだり、イギリスには半年ほどいたことがあるので、日本では見かけることのない巨漢の人たちを見てきましたが
ドイツもそれに次ぐ肥満大国です。
まだ、アメリカほどの歩けなくなって、車椅子に座っているほどの人はそれほど見かけませんが
かなり太っている人たちを見かけます。日本のメタボ体系とは格が違います。
私の見解によると、やっぱり食べ物ですよね
この3つの国に共通しているのが、ポテトフライを良く食べることです
アメリカは、どこに行っても大量のフレンチフライがついてきますし
イギリスはフィッシュアンドチップスに代表されるように、チップスはポテトフライで、まー何にでもついてきます
ドイツも実はポテトフライがとってもポピュラーで、ポメスと呼ばれてどこでも食べることができて、子供達がレストランなどで食べてるのは、大抵ポメスと何かです。ポメスだけ食べている子も良く見かけます。子供だけではなく大人もポメスが大好き!ドイツでポピュラーな食べ物がシュニッツェルとポメスです。シュニッツェルは、日本でいうとんかつみたいなものですが、揚げ物に揚げ物を付けあわせで食べたら太りますよね~
アイス大好き!
ドイツにはアイスカフェと言われる、夏場だけやっているカフェがあります。
このアイスカフェ、夏の間の数ヶ月しか営業しないのですが、その売り上げだけで、一年生活できるそうです。
ドイツでアイスを売っているのは大抵イタリア人
夏場は、ドイツでアイフカフェで稼いで、営業していないと時はポルトガルなどに行っているそうです。
夏場の特に暑い日のアイスカフェは行列ができるほどの大盛況!
冬場でも、ちょっとでも天気がいいと、アイスを食べています。
夏場には、このようなバンのアイス売りが会社の前までやってきます
これはどうも、会社側から、うちの会社の前まで売り来てくれと頼んでいるようです。
そりゃ、太りますね〜
そして、ドイツには変わったアイスがあります。それはスパゲッティーアイス!
ドイツに来たら、ぜひ試してみてください!
多分、ドイツにしかないと思います。
地味
まー、これはイメージ通りですが
こちらの人のファッションはとっても地味です。
女性でも地味で、華やかさがまったくありません。
フランスやイタリアなどから帰ってくると、ドイツは地味やなーと思いますね~
私の知り合いのイタリア人の女性は、「今度出席する結婚式の服をイタリアに買いに行く、ドイツにはいいのが無いから!」と言っていました。
ファッションだけでなく、食べ物も地味で、ドイツ人は食べ物にはあまり興味ないようです。
お祭りなんて、ドイツ中のどこに行っても同じものしか食べれません。定番はソーセージとポメスです。
日本のように、ご当地グルメなんてほとんど皆無です。(日本の食文化の豊かさには驚かされます)
電車が遅れるし、運休される
日本以外の国では、公共の交通機関はあまり時間通りに来ないですが
ドイツも同じです。(イタリアなどのラテン系の国に比べるとましですが)
数分遅れるくらいならまだしも、数時間遅れることもざらです
最悪には、その電車自体が運行されなくなったりもします。
いつもどおりの時間に駅に行ったら、突然、毎日乗っている電車が運休!(特に台風とかそんな状況でもなくです)
なんてことも普通にあります。
当然、理由はまったく説明されません。
次の電車を待つしかない。。。
結構ローテク
ドイツといえば、日本のように物つくり大国で、最先端のテクノロジーが使われていると思っていたら
こっちでアパートに入ってびっくりしたのが
お風呂場に、見たこともないような大きなボイラーが
これ、なんともう30年選手
しばしば、壊れるし、効率も悪いと思うのですが、これを使い続ける。
よく言えば、古いものを大事に使うということなのかも知れませんが
ドイツは環境大国かともおもっていたのに、こんなエネルギー効率の悪そうなものを使い続けていて。。。
結構、ローテクノロジーな国なんです。
まとめ
私のドイツのイメージは几帳面でまじめだったのですがね
昔はそういう国だったのかも知れませんが、
大量の移民が入り込んで、もうドイツ人アイデンティティーは薄れてしまっているのかも知れませんね
日本も最近、移民の受け入れの緩和をしているみたいで、コンビニの店員などが中国人なんてことが普通になってきていますが
このままだと、ドイツのようになっていくかも。。。
これは、下記の動画で中野剛志氏も話しています。