ケネディ大統領が尊敬する日本人とは?
日本人記者が、「あなたの知ってる日本人は?」との質問に、ケネディ大統領が尊敬する日本人として名前をあげたといわれる、米沢藩の第9代藩主「上杉鷹山」のお話です。
当時、日本人記者は、「誰その人?」と思ったそうです。
東洋思想の美点の1つに、経済を道徳と必ず関連づけて論じてきたことが挙げられる。
東洋の思想家にとり、富とは常に徳の結果もたらされるもので、その関係は実と木の関係と同じである。
木に肥料を施せば、確実に実がなる。民に愛情を注げば、富は当然もたらされるのである。
従って、「徳の高い人は、木のことを熱心に考えて実を得る。小人は、実のことばかり考えて実を得ることがない」
鷹山さんは、まず人々に徳を身につけさせることを目指したそうです。
お金(実)のことばかり考えていては、結局お金(実)を得ることは出来ないと・・・
大切なのは、どれだけ働く人(木)のことや、お客さん(土)、世間(環境)のことを考えられるかなんですね♪
実がない、実が出来ない、って言う前に、木や土や環境を一生懸命よくしていったら、自然と良い実が収穫できますよね。
「経営というものは、天地自然の理にしたがい、世間大衆の声を聞き、社内の衆知を集めて、なすべきことを行なっていけば、必ず成功するものである」by 松下幸之助(松下電器産業創業者)