マイレージプログラムとは?
あなたがよく行く、コーヒーショップやレンタルビデオ屋などでポイントカードを発行しているのをよく見かけませんか?
または、よく購入するお店からクーポンなどが送られてきたりしませんか?
なぜ?
我々、消費者からの視点では、お金をセーブして同じものをより安く買うことができますね。ポイントを貯めることによって、そのお店の商品が無料でもらえたりしますね。クーポンで割引料金で同じ商品を買うことができるとお得感があって得した気分ですよね。
このようにお得意様にはクーポンを提供したり、スペシャルオファーや特別な特権を用意して、そのお客様をあたかもVIPのように扱ってくれます。そうすることで、我々消費者はその企業に特別な感情を抱いてもっとお金を落とすようになります。そして、これがロイヤリティープログラムと言われいるもので航空業界もこれと同じようなことを行なっています。それがマイレージプログラムなのです。
航空業界のお得意様は出張者たちです。
航空会社は企業が自由度の高い出張(旅行)のために個人客より、より多くのお金を使うことを知っていました。ですが、航空会社は個人客にも適切な特典を用意することで、多少の価格の差を気にせずにお得意様になり続けるようになると気づいたのです。
ご存知でしょうか?
航空会社が毎年多くの距離を飛ぶ顧客にエリートステイタスと呼ばれる特典を与えて、搭乗開始までの待ち時間にラウンジで無料のドリンクや食べ物、
無料のアップグレードなどを与えているのです。より多くの距離を飛ぶことでさらにその特典の質や量が向上されます。そしてそのように扱われることでそれらの顧客はより優越感を感じ、さらにその航空会社を贔屓にするようになるのです。
まさにWin-Winの関係ですね。
このような特典を受けられるという評判から、航空会社のマイレージプログラムは爆発的に発展しました。
実は航空会社のマイレージプログラムは航空会社にとって利益を生むビジネスなのです。
航空会社が売っているのは「夢」です
今、マイルを貯めることで、将来無料の航空券を手に入れることができるという「夢」を売っています。実際のところ航空会社には全くコストがかかっていないのです。
様々なシーンでマイルを獲得できる!
近年では、ほとんどすべての消費活動からマイルを獲得することができるようになっています。
例えば、クレジットカード、外食、増毛体験、保険の見積もり、住宅ローンなど
様々なシーンでマイルを獲得することができます。
航空会社のマイレージアカウントには膨大な数のマイルが使用されずに眠っています。それらのマイルは航空会社にとっては負債になりますが、はっきり言って、これは航空会社にとっては取るに足らないものなのです。そして、80%以上のマイレージは国内線に利用されており、これらの費用は航空会社にとっては痛くもかゆくもないのです。
航空会社と金融機関の提携でマイルがもっと身近に
航空会社と金融機関が提携することによって、抜け目のない消費者には大きな利益を獲る土壌が形成されました。
銀行やクレジットカード会社は航空会社から大量のマイルを購入して、顧客にリベートとして提供することによって、顧客を集めています。
すぐにマイルとしてリベートするクレジットカードもあれば、独自のポイントとしてまず提供して、後ほどマイルに交換できるようにしているクレジットカードなど、様々ですが、クレジットカード会社は非常に安い価格で航空会社からマイルを購入しているのです。
このことによって航空会社は利益を得ることができ、新たな路線や新型飛行機への投資、広告などへお金を使うことができるようになっています。もちろん銀行やクレジットカード会社も、クレッジトカードが使われるたびに提携店舗からクレジットカード使用料を受け取ることで利益をあげているのです。
そして、我々消費者もきちんとした戦略で様々な裏技を組みわせることで、あらゆる消費活動からマイルを得ることができるようになっています。
正しいクレジットカードを選んでお得にマイルを貯める
現在、最もマイルをお得に貯める方法は、それぞれのシーンにあったクレジットカードで支払うことでマイルの獲得スピードを格段に上げることです。きちんとした戦略を立てて、日頃の消費活動でマイルを貯めることができます。年に何百万円も使ったり、毎週飛行機に乗ることなく、正しくマイルを獲得する度量をすることで、マイルを獲得する速度を上げて、年に1度くらいは家族旅行に行けるくらいのマイルを貯めることが可能なのです。