ポルトガルのエッグタルトはおいしい!さらに上に行くおいしさを求めて
2017年の10月に初めてポルトガルに行ってきました。行き先はポルト。ポルトガルの国名の由来にもなっている首都のリスボンに次ぐポルトガルを代表する町です。
ポルトに来て、やはり目に付くのが、エッグタルト!もちろんポートワインはそこら中で売っていますが、エッグタルトはたいていのカフェやベーカリーでいただくことができました。エッグタルトがポルトガルの国民食なんだということが良くわかりました。日本でも一時期はやっていましたが、今ではどうなんですかね。私は日本では食べたことがなかったので、今回本場でぜひ食べてみたいと思って、楽しみしてきました。
エッグタルトの歴史
エッグタルトはポルトガル語でパステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)とよばれ、18世紀以前にリスボンのジェロニモス修道院の修道女たちによって発明されたという説が有力です。これを洋菓子店のCasa Pastéis de Belémが売り出したところ大変評判となり、ポルトガル中に広まったそうです。
このエッグタルトのレシピを英国人のアンドリュー・ストウがマカオにある自分の店で少し改良して出したところ、こちらも大変評判となり、マカオ中で広まり、さらには東南アジアの国々でも愛されるようになったそうです。日本にはこのアンドリューのエッグタルトが一時期ブームになっていました。
そんなエッグタルト、ポルトでもそこら中で見かけました、リサーチの結果、ポルトにエッグタルト専門店があるということで、早速行ってみました。
エッグタルトの専門店Fábrica da Nata – Porto
場所はポルトのショッピング通り、サンタカタリナ通り。多くの人でにぎわうこの通りにお店の近くに行くとエッグタルトのおいしそうなにおいが香ってきます。
さすが専門店、エッグタルトがこれだけ並んでいるのも、なかなか見たことがありません。
お店の中に入るとさらに多くのエッグタルトが並んでいます。
サンドウィッチやサラダなども売られています。こちらももちろんおいしそうですが、ほとんどの人がエッグタルト目当てです。
一階はカウンターと立ち飲み席のみですが、二階にはテーブル席があるので、ゆっくりと過ごしたい方はそちらにいかれたらいいと思います。ポルトガルの人はエッグタルトとエスプレッソをさっと飲んで、すぐに出て行く人が多いようです。
感動的においしさ!Fábrica da Nataのエッグタルト
われわれはお店では食べずにホテルに持って帰っていただきました。
これが、とてもおいしい!甘さ控えめの素朴な味のカスタードにさくさくのパイ生地、そこにかすかにシナモンの香りがします。このとろとろのカスタードとさくさくのパイ生地がなんとも絶妙なコンビネーション!ポルトガルにきたら是非食べてみてください。感動すること間違いなし!