2017年の10月にスペインのマドリッドを訪問した際にちょっと足を延ばして日帰りで行ってきたのが世界的に有名な水道橋がある世界遺産の街セゴビア。
この記事では我々が使ったマドリッドからセゴビアへの行き方、チケットの予約の方法、スペインの高速鉄道の車内の様子などを紹介します。
セゴビアとは
「セゴビア旧市街と水道橋」は1985年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。特に評価されているのはとても保存状態の良い水道橋と、アルカサル、セゴビア大聖堂です。特にこの水道橋はセゴビアを代表する観光名所になっているのは言うまでもありません。
セゴビアはマドリッドの北約87キロに位置していて、マドリッドから高速列車で約30分ほどでセゴビアの駅まで行く事ができます。そこから15分ほどバスに乗ってセゴビアの旧市街まで行く事ができるので、マドリッドからの日帰りの観光地としてもとても人気があります。
セゴビアの観光の様子はこちらをご覧ください
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セゴビアの水道橋
2000年前に接着剤などを一切使わず石を積み上げただけで建設された驚異の建築物。
セゴビアのアルカサルはディズニーの白雪姫のお城のモデルになったともいわれています。
セゴビアのアルカサルはディズニーの白雪姫のお城のモデルになったともいわれています。
セゴビア大聖堂
大聖堂の貴婦人と言われている美しい大聖堂。
マドリッドからセゴビアへの行き方
我々が使ったのはマドリッドからスペイン国鉄が運航するの高速列車に乗って、セゴビア駅まで行きそこからバスに乗ってセゴビアの旧市街まで行きました。全行程約45分くらいです。
マドリッド<=>セゴビア間の列車は一時間に1~2本程度、頻繁に運行されているので結構フレキシブルに旅程を組むことができます。注意点としてはマドリッド発はマドリッドの中心部にあるアトーチャ駅ではなくCHAMARTIN駅から出発です。マドリッドの中心部からCHAMARTIN駅へはメトロの1か10で行く事ができます。我々はSol駅から1を使って行きましたが大体15分くらいで着きました。
スペイン国鉄Renfeの予約
列車の予約はスペイン国鉄Renfeのサイトから行いました。英語で行うことができます。英語での予約に不安がある方はこちらのサイトがおすすめです。
セゴビア駅に着いたら
セゴビア駅に着いて電車を降りたらすぐに駅の目の前にあるバス停に向かいましょう。11番のバスに乗れば水道橋に到着します。セゴビアの旧市街に行くバスはこの高速鉄道がつく時間に合わせて駅のめの前で待っています。我々が行ったときはそのバスに乗れずそのまま駅で待っている人もいました。セゴビアの駅の周りは何もなく駅にカフェがある程度なので、ここで30分ほど待つのは結構つらいと思います。
バスの切符は運転手さんから購入できます。
セゴビア駅の周りはのどかな風景が広がっています。本当に何もありません。旧市街まで歩いていくのは無理です。トライしようとしない方がいいです。かなり遠いので。
見渡す限りセゴビア駅以外何もありません。
家畜が広大な土地でゆったりと過ごしています。
マドリッドCHAMARTIN駅からセゴビアへ車内の様子
マドリッドCHAMARTIN駅からセゴビアまでの高速列車に乗ります。スペインの新幹線AVEに乗って約30分でマドリッドからセゴビアまで行く事ができます。
ちょっと変わった形の列車もありますね。
こちらが我々がセゴビアまで乗る列車。ドイツのICEに似ていますね。
我々は2等席を予約しました。席は2席2席の配列になっています。175センチの私にも十分な広さがあって、30分程度の乗車なら十分すぎるほどです。
ところどころにテーブル付きの向かい合わせで4人座れるような作りの席があります。これはヨーロッパの列車ではよく見られる配列ですね。
家の奥さんが座っているところですが、十分に余裕のあるピッチです。テーブルも出てきて食事などを置くこともできます。
車内は結構清潔にしてあって、特に問題はありませんでした。30分快適な空間で過ごすことができました。
セゴビア駅から旧市街まで
セゴビア駅から11番のバスに乗ると約15分くらいでセゴビアの旧市街の有名な水道橋が見えてきます。バス停の名前などを憶えておく必要はないでしょう。
この水道橋が見えてから降りればすぐそこが世界遺産に登録されている旧市街です。