スコットランドといえばショートブレッド!
初めてイギリスに行った際にWalkers(ウォーカー社)のショートブレッドに出会って以来、私はショートブレッドが大好き!
日本ではショートブレッドといえばWalkers(ウォーカー社)って言うくらい、知名度抜群、あのタータンチェック柄の箱は誰でも一度は目にしたことがあるでしょう
今回、スコットランドに行く機会があったので、ショートブレッド誕生の地スコットランドで見つけたショートブレッドを手当たり次第購入して、勝手にイギリスナンバーワンのショートブレッドを決定しちゃいました。
意外な結果にあなたも驚くはず!
ショートブレッドとは?クッキーとの違いは?
ショートブレッドはスコットランドの伝統的なお菓子で、ショート(short)は食感がサクサク、あるいはポロポロするという意味、ブレッド(Bread)はパン、ショートブレッドはサクサクぼろぼろするパンという意味。
ショートブレッドで使う材料は小麦粉、砂糖、バター、塩の4種類のみ
ここがクッキーとの違い、クッキーは卵やミルクも使います。
クッキーとの違いは材料だけではなく、作り方にもあります。
ショートブレッドは小麦粉に直接バターを入れてボソボソの状態にしてから砂糖を入れるのに対して、
クッキーは練ったバターに砂糖を混ぜ、卵を少しづつ入れ砂糖を混ぜ小麦粉を入れます。
ショートブレッドとクッキーの違いもわかったところで、ランキングに行きます。
第1位、ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)のショートブレッド
はっきり言って、他の追従を許さない、ダントツの一位です。
ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)はフォート・ウィリアム(Fort William)にある小さなベーカリーで、
某口コミサイトで高評価、地元に根付いた地元客にも愛されているベーカリー
ここでしか買えないネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)のショートブレッドが今回食べ比べた中ではダントツの一位
ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)のショートブレッドは何と言っても、その名をまさに体現した究極のショートブレッドと言っても過言ではありません。
まず、一口食べると、その軽い食感サクサク感に驚くことでしょう、
そして、口に含まれたショートブレッドは口の中でボロボロと崩れ始め
その崩れた破片たちは、たちまち、口の中でとろけるように粉々になっていき
心地よいバターの香りを口の中に残して、さっと消えていくのです。
まさに、サクサクぼろぼろするパンなのです。
芸術的なショートブレッド!
思い出しただけでも唾液が出てきてしまいます。
フォート・ウィリアム(Fort William)でしか買えない超貴重なショートブレッド、フォート・ウィリアム(Fort William)に行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。
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イギリス ナンバーワンのショートブレッド!ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)@フォート・ウィリアム(Fort William)
スコットランドいや、イギリスでナンバーワンと言われているショートブレッドが食べれるのがフォート・ウィリアム(Fort William)にあるネビス・ベーカリー(Nevis Bakery) ネビス・ベー …
第2位、Dean’s(ディーン)のショートブレッド
普通のイギリスのスーパーで買えるショートブレッドとしてはこれが一位ですが、ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)のショートブレッドにはかないませんでした。
1975年にスコットランドの街ハントリーの普通の主婦ヘレン・ディーンのキッチンから始まったDean’s
パッケージに書かれている「melt in the mouth(口の中でとろける)」に惹かれて購入してしまいました。
スコットランドの100年を超える老舗がひしめきあうショートブレッド界にあって、創業40年ほどの新鋭にしながら、イギリス国内で着実にシェアを広げています。
Dean’sのショートブレッドは大量生産されている割には、かなり理想に近いショートブレッドであることは間違いありません。
サクッとした軽い食感、口の中に含んだショートブレッドはボロボロと崩れ落ち、とろけるように口の中に消えていきます。
2位になった大きな要因は、後味、私にはちょっとクドイ後味が残る点、爽やかなすっきりした味わいに上げてもらいたかったです。
とはいえ、美味しいいショートブレッドであることには間違いありません。
ネビス・ベーカリー(Nevis Bakery)のショートブレッドが購入できないのであればDean’s(ディーン)のショートブレッドがおすすめです。
第3位、Paterson’sのショートブレッド
Paterson Arran Limitedは創業120年以上のスコットランドを代表する食品メーカー
Paterson’sのショートブレッドには2種類あって、ノーマルと今回食べたClotted Creamを含んだもの
両方食べ比べてみましたが、Clotted Creamが含まれている方がおすすめ。
Clotted Creamを含んだことによって、ショートブレッドのコクがまして、深い味わいに仕上がっています。
1ポンドのショートブレッドとしては、かなりイケてると思います。
バラマキ系のお土産にぴったり。
第4位、M&S(マークス&スペンサー)のショートブレッド
創業100年を超えるイギリスの人気老舗スーパー マークス&スペンサー(Marks & Spencer)
独自ブランドの商品を展開しているマークス&スペンサー(Marks & Spencer)もショートブレッドを販売しています。
パッケージにはわざわざ、スコットランド産と表示されている力の入れよう。
私の友人のイギリス人からも勧められた美味しいショートブレッド
仕上げに砂糖がかかっているので、ちょっと甘みが私には強いかな
それでも、美味しいのには変わりありません。
マークス&スペンサー(Marks & Spencer)ではおしゃれな包装の商品も販売しています。
おしゃれな缶入りのショートブレッドもあります。
この缶入りのものは、形が細長いFingerタイプではありません。
こちらの缶もイギリスの国土が描いてあって、可愛らしい。
ちなみにこちらの缶はショートブレッドではありません、ジンジャービスケット
第5位、Walkers(ウォーカー社)のショートブレッド
ショートブレッドといえばWalkers(ウォーカー社)と言われるくらい、全世界で愛されているショートブレッド
印象的な黒と赤のタータンチェックの包装は日本でもおなじみ
Walkers(ウォーカー社)は「世界最高のショートブレッドを作ること」を理念に掲げ、今からほぼ120年前の1898年に創業
その理念通り、そのショートブレッドは世界100カ国以上に輸出され、世界中で親しまれるショートブレッドを世に送り出しています。英国王室御用達にもなっています。
ショートブレッドの代名詞と言っても過言ではないですよね。
美味しいです!
その上品なバターの香り、サクサク感などもちろん美味しいのですが、何せ高い!
ちょっと高すぎます。