2016年3月 ウィーン。
王宮の見学の後に立ち寄ったのはウィーンでも老舗のカフェデメル。
王宮の本当に目の前に立地しているので王宮見学に前や後にとても便利。
さすがにハプスブルク家王室御用達の洋菓子店に指定されていただけあって
王宮からとても便利な場所にあります。
王妃エリザベートもここのお菓子の大ファンだったということなので
使いの人たちが毎日ここに買いに来ていたのでしょうね。
デメルの歴史は1786年までさかのぼることができるウィーンでも指折りの老舗。
さらにホテルザッハとザッハトルテの販売権を争って
7年間裁判した事でもこの有名なウィーンの老舗の洋菓子店の名前をさらに有名にしました。
今ではデメルのものは「デメルのザッハトルテ」、
ホテル・ザッハのものは「オリジナルザッハトルテ」
として販売されています。
ザッハトルテ好きの奥さんに是非食べ比べていただきたく
今回のウィーン旅行でのマストビジットとなっておりました。
さて「デメルのザッハトルテ」はいかがだったでしょうか?
結果、私も奥さんもホテルザッハのものよりデメルのもののほうが好みでした
みなさんも一度両方食べ比べてみてください。確かに違いますよ。
お店に入るとすぐにお土産はお持ち帰り用ケーキの売り場があり
ここはいつも人だかりで混んでいますが、カフェで食べていく場合は
その先に進んでいくと
ガラス張りになっている厨房で職人さんがお菓子を作っている様子が見えます。
この目の前に階段がありそこを登っていくとさらにテーブルがあるので
こちらでは落ち着いてケーキなどをいただくことができます。
店内はシャンデリアがかかっていて高級感があり
落ち着いて赤と白のコーディネートで落ち着いた印象に仕上がっています。
ちょっとテーブルとテーブルの間が狭くて窮屈な印象でしたが
ま、それほど気にならない程度です。
まず、店員さんがドリンクのオーダーを取りに来てくれます
そのあと、右の写真に少し映っているケーキが入っているショーケースのところにいって
そこにいるお姉さんにどのケーキがいいか告げると紙をもらえるので
その紙を自分のテーブル担当の店員さんに渡すとケーキを持ってきてくれます。
店員さんはどなたも親切だった印象ですが
この日のケーキ担当の方はあまり機嫌がよくなかったみたいです。
ちょっと残念な感じの対応をされてしまいました。。。
さてお待ちかねのケーキたちです。
奥さんは当然ザッハトルテをいただきます。
ザッハとの大きな違いはアプリコットジャムの入り方ですね
私はデメルのほうがアプリコットジャムの量がちょうどよくて
チョコの風味がより感じられてすきでした。
そして、左が母親が頼んだミルフィーユのようなケーキこちらも
生地がサクサクで間のクリームもちょうど良い上品な甘さでとても美味しかったです。
右が息子が頼んだキャロットケーキ。キャロットケーキは彼の大好物です。
このキャロットケーキがまた大当たりでした。
キャロットの自然な甘さが癖になりそうな美味しいケーキ
周りをコーティングしている白い部分も甘そう見えますが
これが驚くほどあっさりしていていい感じ。
これまで食べたキャロットケーキで一番美味しいかったです
彼がいなかったら出会うことのできなかったケーキ。感謝!
そして、デメルと言えばもう一つ忘れてはいけないのが
これ
アンナトルテ。
3代目当主のアンナ・デメルの名からとられたケーキ。
かすかな酸味とチョコレートの苦みと甘いみが絶妙のハーモニーを奏でた
とても美味しケーキでした。是非。
デメルのお菓子は日本でもいただけるそうですが
現地でその歴史を感じることのできる場所でいただくのは
旅の楽しみの一つですね。
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