ドイツ在住の管理人Yasuが旅先(ヨーロッパ中心)で食したグルメ情報や滞在したホテルの情報など、Fellow Travelerの参考になるよう情報を書き残しています。質問等もお気軽にどうぞ。おまちしております!

The World Traveler YASUのSKYブログ 〜空は繋がっている〜

まさに湖上のベルサイユ宮殿!マッジョーレ湖に浮かぶイタリアバロック建築の傑作Palazzo Borromeoへの行き方と観光の所要時間

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2018年の夏休み旅行第一弾マッジョーレ湖。

ついに今回の旅のメインイベントイゾラ・ベッラ(Isora Bella)に上陸します。わくわくドキドキです。

マッジョーレ湖は北イタリアのスイスとの国境、イタリアの湖水地方にある美しい湖で、コモ湖やガルダ湖と並ぶ人気の観光地です。

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マッジョーレ湖はイタリアのピエモンテ州(トリノが州都)とロンバルディア州(ミラノが州都)さらにはスイスにまたがる長さ68キロ幅3~5キロ南北に長く延びるガルダ湖に次ぐイタリア第二の大きさの湖。

ミラノやトリノから車で約2時間弱で来ることができます。電車の場合はミラノから約1時間、トリノからはミラノ経由になるようなので2時間ちょいかかるようです。

マッジョーレ湖の観光のメインはなんといっても島が丸ごとボッロメーオ家の宮殿と庭になっている湖上のベルサイユとも言われているイゾラ・ベッラ(Isora Bella)といくつかの島々。

これらの島々は以前ボッロメーオ家がすべて所有していたことからボッロメーオ諸島とも呼ばれています。

イゾラ・ベッラは今でもボッロメーオ家の個人所有。夏場の公開時期(4月~10月)以外の冬場はここで過ごされているようです。

マッジョーレ湖に観光に来ようとしている方はイゾラ・ベッラの公開時期はきちんと調べてから来られた方がいいですね。マッジョーレ湖イゾラ・ベッラの公式サイト

イゾラ・ベッラ(Isora Bella)に来る前に立ち寄ったイゾラ・ペスカトーリもかわいらしい街並みが広がる島です。もし時間があれば是非立ち寄ってください。

マッジョーレ湖のかわいらしい島イゾラ・ペスカトーリ(Isora dei pescatori)への行き方と観光の所要時間

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マッジョーレ湖イゾラ・ベッラ イゾラ・ペスカトーリへの行き方

マッジョーレ湖に浮かぶ通称ボッロメーオ諸島へ行くにはStresaから船に乗る必要があります。

Stresaにあるピィアッツァ・マルコニ(Piazza Marconi)に船乗り場とチケットオフィスがあるので、ここから船に乗ることができます。

ここにパーキングもありますので、車で行かれた方はここに止めることができますが、昼ごろになると満車になってしまいます。

われわれは10時前に到着して、13時前あたりに帰ってきましたが、10時頃はそこまで混雑していませんでしたが、我々が帰ってきた昼過ぎには満車になっていて、空き待ちの車が列をなしていました。

車で行かれる場合は朝早めに行かれることをおすすめします。

こちらはチケットオフィス。

我々が車を止めてうろうろしていると、陽気なイタリア人のおじさんが近寄ってきてイゾラ・ベッラとイゾラ・ペスカトーリへ渡れる船のチケットを売りに来ました。

大人2人と子供1人で確か40ユーロだったと思います。こちの公共のフェリーよりは若干高いですが、ボートは貸切状態だったので、まあよかったです。

イゾラ・ペスカトーリからイゾラ・ベッラへ

イゾラ・ペスカトーリを船で出た我々はイゾラ・ベッラへ向かいます。

イゾラ・ペスカトーリからイゾラ・ベッラまでは船で5分くらい。今回も貸切状態でした。

イゾラ・ベッラの島にきました。わくわくドキドキ!

イゾラ・ベッラ上陸

船着き場からすぐのところに宮殿への入り口があります。

こちらでチケットを購入して宮殿へ入ることができます。

まさに湖上のベルサイユ鵜宮殿!豪華なボッロメーオ宮殿

こちらが宮殿の入り口。

イタリアバロック様式の傑作と言われているボッロメーオ宮殿。とても楽しみにしてきました。

ボッロメーオ宮殿について

ストレーザから約400メートル、マッジョーレ湖に浮かぶイゾラ・ベッラに建てられた宮殿、ほぼイゾラ・ベッラ全体がこの宮殿と庭になっている。

1632年、ボッロメーオ伯爵のカルロ三世が妻のイザベッラ・ダッダの為に憩いの場所として作らせた宮殿。

これがイタリアバロック様式の典型的な記念碑的な庭園に囲まれたボッロメーオ宮殿が誕生しました。

大きな古時計。100年以上時を刻んでいるのでしょうか?

入り口に入るとすぐに上へあがるようになっています。

最初のお部屋はシャンデリアが美しい少し黄色がかった部屋。

このお部屋、壁中にゴールドの枠に入れられた絵が飾られていて、とても豪華な雰囲気の部屋。

天井の装飾も素晴らしい!この部屋でいったい何をしていたんでしょうかね~?

こちらは王座。ゴールドの装飾がすごい!

肘掛けに肘を置けなさそう。

ダイニングルームも素敵ですね~

こんなところでいつもパーティでもしていたのでしょうか?一度参加してみたいものです。

いつもこのような宮殿に来ると思うのですが、いつもこんなにたくさんで食事を取っていたんですかね~

祝典の広間、天井が高くて広々していて、湖に面しているので、湖の美しい景色を窓から眺めることができます。

イゾラ・ベッラの全体像の模型が祝典の広間にあります。

ここの見どころはやはり庭園!

祝典の広間からの景色。イゾラ・ペスカトーリが見えます。ため息が出る美しさ。

豪華なチェンバロ!弾くのがもったいない!上のシャンデリアと相まってさらにキラキラしています。

この景色を毎日眺めていたんでしょうね~優雅な生活です。

宮殿内の矢印に従っていけばすべて見学できるようになっていました。

16世紀のフランドル地方の織物を飾ったつづれ織りの間。

この部屋に来る前に「グロテスク」という言葉の語源になったと言われている人口の洞窟グロッタを通ります。

そして、この間を抜けるとついに有名な庭園に出ます。

まさに地上の楽園、死ぬまでには一度は見たいボッロメーオ宮殿の美しい庭園

織物の間を抜けると庭園に出ます。

ここからがボッロメーオ宮殿の本当の見どころです。

庭園から見た宮殿への入り口

この時は天気がとてもよかったの日の光が入って、かなり明るくなっています。

宮殿へと続く階段。

憩いの場所にしては規模が大きすぎます。。。

ついに、庭園の見どころに出ました。

ここが見たくてここまで来たようなものです。

こらは先端のないピラミッド型になっているので上にも上ることができるようになっています。

天気も最高!感動ものです。

これは実物を見る価値があります。鳥肌~!

計算されつくしたこの美しさ!言葉になりません。

ミラノから日帰りできますから、是非来てほしい!ミラノだけで日本に帰るのはもったいない!

イタリアに来たのにブラジルのユニフォームを着ている人がいます。

美しい彫刻や塑像の数々

その美しい彫刻や塑像と花や草、苔との調和が美しい

さらに美しい湖との調和。ここは想像以上の美しい場所です。

こんなところにこれて感謝です。

上に上ると、湖と周りの山々の景色を見ることができます。

てっぺんからの宮殿側の景色

宮殿と反対側も美しい庭園と湖の景色が広がっています。

ボッロメーオ宮殿名物の白い孔雀。美しい真っ白!

横から見るとピラミッド型になっているのがよくわかりますね。

すべて綺麗に整備されているので、美しい景色を見ることができます。

天気が良くて最高!

こちらは宮殿と間反対側。この建物はお土産屋さんになっています。

庭の後ろ側の先端。ここからの湖の景色も最高!

そして、ここからの庭の景色が圧巻です!

階段上になった、部分に綺麗に緑や花、彫刻が配置されていて、噴水が手前にあります。

まさに映画に出てきそうな地上の楽園がここにあります。

カフェのあるので、軽食やカフェおとともに休憩することもできます。

竹林までありました。想像を絶する財力です。

ため息の出る様な美しい庭園を見終えて、船着き場に戻ってきました。

赤い車が湖面の青に映えます。

よく見ると船に乗るための橋がイタリアンカラーになっている~!

船着き場あたりに少しだけレストランやカフェがあります。湖に付き出したテラス席は気持ちよさそう

色とりどりのお花が美しい。

感動のイゾラ・ベッラにサヨナラです。いいものを見せてもらいました。ありがとう!

まとめ

ここはやはり庭が圧巻です。宮殿ももちろん豪華ですが、庭の美しさは筆舌に尽くしがたい。写真でも伝わりきらないです。

実際に見て感じてほしいですね~、ミラノに来てドォーモとダ・ビンチの「最後の晩餐」だけ見て帰るのはもったいないです。

ミラノやトリノから是非日帰り旅行をおすすめします。

個人で行くのが不安であればミラノからならお得なツアーが出ていますので、そちらを利用するのも手です。

  • B!