パリのミュシュラン日本人シェフが仕掛けるモダンジャパニーズフレンチ yoshinori paris

2019年のミシュランで一つ星を獲得されたようです。おめでとうございます～！

2017年の年末にパリに行った際に伺ったレストランyoshinori paris。

レストランの名前から分かるように、このレストランのオーナーシェフは日本人の守江慶智さん。

パリの数々のレストランで修行された守江慶智さんが2017年の１０月に満を持して開業されたご自分の名前を冠したレストランがこの「yoshinori」。

パリの日本人シェフのフレンチは注目ですね。

yoshinori paris

場所はパリの６区、サンジェルマンデプレとオデオンの間くらいの立地でパリの一風堂のならびにある上品な外観のレストラン。最寄りのメトロは１０番線「Mabillon」

Google mapを頼りに私のお気に入りのパリの食材店La Grande Epicerie de Parisから来たのですが、ここがレストランだと気づかずにRue Grégoire de Toursをうろうろして、なんどもお店の前を通りすぎてやっと気づきました。他のお店が結構目立つ外観の中、こちらのyoshinoriさんはシックな落ち着いた雰囲気なので、周りのレストランに目を取られていると、こちらがレストランだとは気づかずに通りすぎてしまいます。

– yoshinori parisの公式サイトはこちら
– yoshinori parisの口コミはこちら

yoshinori paris予約

色々と調べると、オープン間もないのに結構な人気店ということで、予約して行った方がいいだろうと思い、公式ホームページから予約しました。

私が伺った12月30日も満席。何組か予約なしで来ていましたが、断られていました。

yoshinori paris店内

店内はシックな雰囲気の落ち着いた雰囲気。白と木目を基調とした色使いに、ライトブルーの椅子がおかれていてこれがアクセントになっています。

おしゃれなライト。

こちらのお店は一階席だけではなく、地下にも席があり、全部で４０席ほど。

キッチンは一階の部分のカウンターの後ろにあるのですが、ちょっと窮屈そうな雰囲気でした。

どうも四人で回されているような感じでした、yoshinoriシェフにアシスタントの方一人、ホールスタッフさんが二人で、このうちの一人はキッチンも手伝っていました。

yoshinori parisメニュー

まずスパークリングウォーターをいただきました。

お店のロゴが入ったおしゃれな瓶に入れられたスパークリングウォーター

この日のメニューは５皿のメニュー、７皿のメニュー、７皿メニューにトリュフのせでした。全てシェフのおまかせになります。

私はせっかくなので７皿のメニューをいただくことにしました。

フランス版フィガロにも取り上げられるパリの注目のパン職人Thierry Delabreのパン

まず、出されたパンとバターがとても美味しかった！

このパンはThierry Delabreという今パリでも注目のパン職人で、今の所、彼のパン屋さんはないのですが、レストランなどに直接おろしているようです。

このバター海藻が織り込まれて、ちょっと酸っぱめのパンと相性抜群！私はこのパンとバターお代わりしてしまいました。本当に美味しかった！

yoshinori paris Menu Degustation Yoshinori

料理名はできるだけ書き記して来たのですが、間違っているかも。。。

こちらはアミューズブッシュです。

こちらは牡蠣。美味しいあっさりとしたプリプリの牡蠣。牡蠣好きの私はもう虜にになりました。

Chinchard contraste bleu & rouge

こちらは鯵(アジ)のお刺身が使われている和を感じる一品。野菜の下にアジが隠れています。ご飯と一緒に食べても行けそうな、醤油が似合いそうなお料理ですが、フランス料理になっていました。

こちらは確か豚肉のタルタル。油に甘みがあって、とってもあっさりしたお肉。とっても美味しかった！

どのお料理も見た目も美しくて、アートです。

Noix de Saint-Jacquies, ortie, pied bleu, mousse de topinambour

こちらはホタテのソテー。ホタテが肉厚で美味！

こちらはボラのソテーされたもの。

どのお料理もあっさりしていて、重さがないので、ペロリといただけます。量もちょうど良い感じ。

Ris de veau, cardamome noire

こちらはyoshinoriシェフの人気メニュー「リード・ボー」。

柔らかいお肉を一口いただく、口の中に旨味が広がります。これは美味しい！これはファンがつきますね。納得！

デザートが二品つきます。

まずは、Heliantis, caramel, noisette。このデザートがとてもおいしかたのです。今まで食べたことないお味のハーモニー。本当に言葉で表すのは難しい！ぜひ一度お店を訪ねて食べてください！

Bavarois de fruit de la passion ala sauce mangue, jelly de pamplemousse

次はパッションフルーツのババロアにマンゴーのソースがかかったもの、ちょっと私にはこれは酸味が強すぎます。あまり私の好みではありませんでした。お肉料理などの味の濃いものを食べた後には口がさっぱりしていいかもしれませんね。

まとめ

どのお料理も見た目も美しく、美味しくて、オススメのレストランであることは間違いまりません、７品のコースでしたが、結局デーザート２品がついて９皿いただきました。どれもとても美味しかったです。

ですがちょっと、一人で行くのは考えものです。私の場合19:00に入店して、食べ終わったのは22:00。次のお料理が出されるまでに結構な時間がかかります。そのかんの時間を埋めるのがとても苦痛でした。数人で行くのであればお話しながら楽しい時を過ごせるのではないでしょうか。

帰りにノートルダム大聖堂がとても美しい夜景を見せてくれていました。