以前から気になっていたのがここパリにある鰻やさん野田岩。ランチタイムに伺いました。
野田岩は東京にある鰻の有名店で、創業して200年が経つ老舗。
2013年にNHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、5代目の金本兼次郎さんが取り上げられていたのを見て、パリに来たらぜひ行ってみようと思っていたのです。
このお店はルーブルやオペラ座から近い日本のレストランがたくさん集まっている界隈にあります。
一歩お店に入るとそこは日本の佇まい。
店員さもほとんどが日本人で、一人フランス人の方がいましたが日本ごペラペラで、接客や対応も日本のレストランのようで快適に食事ができます。
私が行った時の客層はフランス人や中国人が大半で、日本人はほとんどいませんでした。食事が終わってからその理由がわかりました。
とりあえず、お店でオススメになっていた赤ワインをいただきました。重すぎず、いい香りのワインで鰻の蒲焼によく合いました。
この付き出しもおいしかったです。これと赤ワインで何杯でもいけそうでした。
いつもパリに来たら食べ過ぎてしまうので、うな重にしようか悩んだのですが、うな丼にして控えめにしておきました。
私にはこれでも十分な量で満足。お味の方は海外でいただける日本食としては合格点と思います。
タレはやはり美味しかったです。老舗の味がパリでもいただけます。
ただ欲を言えば鰻がふわふわというより、パサパサで身がボロボロちょっとがっかりでした。
鰻のせいなのか、職人さんの技術なのかわかりませんが、改善の余地がありそでした。
また来るかと言われれば疑問ですが、値段もそれほど高くなく妥当な値段だったので、海外に長くいる日本の方が日本食が食べたくなったら行ってみてもいいのではないでしょうか?