ドイツビール美味しいですよね〜。ドイツに旅行にきたらビールも楽しみの一つ、スーパーでビールを買ってホテルで飲む、至福の時ですね。飲んだあとのビールの缶や瓶捨てたら勿体無い!
ドイツではそれらの缶や瓶、水のペットボトルなどには購入時にあらかじめ数十セント料金が取られているのをご存知ですか?
それを知らずにポイポイゴミ箱のペットボトルや缶など捨てているとお金を捨てていると同じ!(まー、それを集めてお金にしている人たちがたくさんいるので、その人たちのためにはなっていますが。。。)
その料金(デポジット)を返金してもらうのはいたって簡単、その方法を説明します。
エコ大国ドイツのpfand制度
ドイツではほとんどの飲み物の容器、瓶や缶、ペットボトルなどにはpfandと呼ばれる料金(デポジット)が購入時に徴収される仕組みになっています。料金は8セント(約11円)〜25セント(約33円)。これらの料金(デポジット)が容器の種類に応じて購入時に徴収されています。みなさんがよく買う水やジュースなどのペットボトルは大抵25セント(約33円)取られています。ビールの瓶は大抵8セント(約11円)、ドイツでは缶ビールはあまり売られていません。
この制度は2003年よりドイツで始まっており、週末にスーパーなどにいくと、このデポジットを返金するためのマシーンの前には大量のペットボトルやビールの瓶を持って並んでいるドイツ人を見かけます。
そして、これらの容器はきちんと再利用されていて、40−50回は使い回しされているそうです。さすがはエコ大国。
料金(デポジット)が徴収されているか見分ける方法
pfand対象の容器には大抵このマークがついています。買った容器にこのマークがついていたら、購入時に料金が徴収されているということです。
もう一つの方法は購入した時にもらうレシート、レシートにはいくらのpfandが徴収されているかも記載されていますので、確認してみてください。このレシートの場合は1,5ユーロ(約170円)
pfand料金(デポジット)返金マシーン
ドイツの大抵のスーパーの入り口にはこのようなマシーンが設置してあります。
このマシーンがpfand料金(デポジット)を返金してもらうための機械です。使い方はいたった簡単。
このように真ん中あたりに空いている穴にペットボトルや缶を入れると自動的にバーコードをスキャンして、どの種類の容器でいくらpfand料金(デポジット)が徴収されているかを判定してくれます。
そして、こちらの画面に何本対象の容器があって、いくらpfand料金(デポジット)が返金されるか表示されます。写真の場合は33本の容器が対象で、8,25ユーロ(約1100円)の返金を受けることができます。これ結構大きいですよね〜!
瓶とペットボトルのpfand料金(デポジット)の返金を行うマシーンが違う場合があるので、もし、その機械が瓶を受け付けなかったら別のマシーンを使ってみてください。そのマシーンが受け付けれない容器の場合、その容器が吐き出される仕組みになっています。
全ての容器をマシーンに入れた後に、機械の画面の下あたりにあるボタンを押すと写真のようなレシートが出てくるので、これをレジに持って行って、キャッシャーの人に渡すと表示されている金額を返金してくます。または、買い物するついでにこれを渡すとそのpfand料金(デポジット)分合計金額から引いてくれます。
まとめ
私はドイツに住むようになってからこの制度を知りましたが、出張や旅行でドイツに来ていた時にはこのことについて知らなかったので、かなりの金額をドブに捨てていたことになります。旅行者の皆さんもpfand料金(デポジット)しっかり返金してもらってくださいね。
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