ウィーンに来たら絶対に行きたい！ウィーンのカフェ文化を体験できるおすすめカフェ５選

ウィーンと言えばカフェ文化の発祥地

1683年、包囲攻撃に失敗したトルコ軍が残して行ったコーヒー豆を使って、宮廷で雇われていたトルコ人が1685年にウィーンにカフェを開業し、ウィーンに本場のコーヒーの味を伝えたのがウィーンカフェ文化の始まりだと言われています。

それから３００年以上たった現在、コーヒーは世界中に広がり、色々な場所で様々なカフェが開店していますが、その始まりでもあるウィーンで本場の伝統あるカフェでカフェタイムを楽しめるのは旅の醍醐味！

ウィーンで私が実際に足を運んだ、他のトラベラーにも是非楽しんでもらいたいウィーンカフェを紹介します。

ウィーンでここは絶対に外せません！カフェザッハ

ウィーンのカフェを語る上で絶対にはずせないのがここ

カフェザッハ！

カフェザッハはウィーンでも一二を争う高級ホテルホテルザッハに入っているカフェで

世界で一番有名なチョコレートケーキ、ザッハトルテを考案したフランツ・ザッハーの二男が開業したホテルで、そのホテルに入っているカフェでオリジナルザッハトルテをいただくことができます。

フランツ・ザッハーは1832年オーストリアの政治家クレメンス・メッテルニヒより新たなデザートの作成を依頼されザッハトルテを考案し、その翌日にはウィーン中で評判になったと言われています。

ウィーンの老舗お菓子店「デメル」を相手取って商標使用と販売の差し止め裁判を７年間行ったことでも有名、

裁判の結果

ホテル・ザッハーのものはオリジナルザッハトルテ（Original Sacher-Torte）として販売、デメルのものはデメルのザッハトルテ（Demel's Sachertorte）と販売されることになった。

カフェザッハでオリジナルザッハトルテ（Original Sacher-Torte）を是非食べてください。

場所はウィーンのオペラ座の目の前とアクセスしやすいのでおすすめ！

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オリジナルとの違いを確認しよう！デメル

次に絶対に行きたいウィーンのカフェはやっぱりここ！

デメル

オーストリア＝ハンガリー帝国帝室・王室御用達の老舗お菓子屋デメルも外せません！

1786年に砂糖菓子職人ルートヴィヒ・デーネが当時ウィーンのブルク劇場前で菓子を売り出したのが始まり、その後店は当時の職人長クリストフ・デメルに譲り渡され、1888年にブルク劇場が取り壊された後、現在の場所に移転

１９世紀のウィーンの宮廷では晩餐会などの際にデメルの職人が駆り出され、お菓子を提供。

デメルのお菓子は皇妃エリーザベトをはじめ上流階級の女性に大変愛されました。

デメルでザッハトルテ以外に是非食べたいのはアンナトルテ

3代目当主のアンナ・デメルの名からとられたケーキ。私はザッハトルテよりこっちの方がおすすめ！

場所もウィーンの王宮前と観光の合間に立ち寄るのに絶好の場所。

ここで是非、ウィーンカフェ文化が花開いた当時の上流階級に愛されたお菓子をご賞味あれ。

作曲家のワグナーも滞在したホテルインペリアルのインペリアルカフェ

インペリアルカフェは音楽の都ウィーンが誇る世界的に有名なウィーンフィルのおひざ元楽友協会のすぐ横にあるホテル

このホテルは1873年のウィーン万博の際に、フランツ・ヨーゼフ皇帝により設立

現在でも国賓が利用するウィーンの迎賓館的ホテルです。

さすがに迎賓館として使われるだけあってホテルの内装は豪華絢爛。とても優雅な雰囲気の中でカフェタイムを楽しむことができます。

そのインペリアルホテルに併設されているのがインペリアルカフェ

こちらで是非いただきたいのがインペリアルトルテ、インペリアルトルテには３種類あるので是非食べ比べてみてください。

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ウィーンの文化人に愛されたカフェ

最後におすすめしたいのがカフェ・ツェントラル

20世紀初頭にはアルテンベルクを始めとした著名な作家や知識層・文化人が出入りしていたことでも有名なカフェ

カフェに入ってすぐにアルテンベルクの等身大の銅像が置かれています。

カフェ・ツェントラルはすでに紹介した３つのカフェに比べると豪華さでは劣りますが

建築家がイタリア旅行でヒントを得て建てた内装は一見に値します。

場所も王宮Hofburg（ホフブルク）からも近いので観光の合間に立ち寄るのにとても便利な立地。

是非、文化人たちに愛されたカフェで当時の思いをはせながらゆったりとカフェタイムを楽しんで見てください。

番外！ザルツブルグでも本家ザッハトルテが食べれる！

実はザルツブルグにもホテルザッハーがあり、そこでもオリジナルザッハトルテをいただくことができます。

カフェの様子はウィーンのと同じような上品な雰囲気で、店員さんもこちらの方が若干フレンドリーな印象でした。

->ホテル ザッハ- ザルツブルクの宿泊料金を確認する

ウィーンでのディナーはここがおすすめ！

ウィーン一番の夜景が楽しめるSO/ VIENNAの最上階にあるDas Loft

ここは眼下にシュテファン寺院を見下ろす、最高の夜景を見ながらディナーができます。

とても人気があるので、必ず予約して行きましょう！

-> SO/ VIENNAの宿泊料金を確認する

ウィーンといえばフィグルミュラー(Figlmueller)のシュニッツェルはザッハトルテと同じくらい必須！

ここの皿からはみ出るシュニッツェルは意外とさっぱりしているので、ぺろっと食べきることができます。

これを食べずにウィーンを離れると後悔しますよ！

ここも予約必須です。

まとめ

いかがだったでしょうか？

ウィーンはカフェ文化の発祥地、３００年以上の歴史があると言われています。

そんなウィーンで歴史ある建物の中で本場の味を楽しむのは旅の醍醐味！

日本で購入していただけるものもありますが、この雰囲気はぜったに日本に持っていく事はできません。

五感をフルに使って、ウィーンのカフェ文化を最大限に体験してみてください。

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