ポーランドのお土産にぴったり老舗お菓子屋のジンジャーブレッドKopernik Torun

今回は先日友達からいただいたポーランドのお土産ジンジャーブレッドを紹介します。

ショパン国際ピアノコンクールのスポンサーでもありますね。

因みにポーランドではピエルニキ(Pierniki)と呼ばれています。

今回いただいたジンジャーブレッドはポーランド中北部ヴィスワ川のほとりに位置するトルンという町に２５０年以上前に創業した老舗お菓子屋さんKopernikのもの。

ポーランドでは知らない人はいないくらい有名なお菓子屋さんのようです。Kopernikのホームページはこちら

因みにトルンの旧市街は１９９７年に世界遺産に登録されています。トルンの街並みはこちら。

さらに、トルンは地動説を唱えた偉大な天文学者コペルニクスの生誕地でもあります。

話をジンジャーブレドに戻しますが、ジンジャーブレッドはヨーロッパで古くから作られているお菓子、ポーランドのトルンがその発祥地と言われていて、トルンでの最初の記録は１３世紀ごろまでさかのぼる伝統的なお菓子なのです。

伝統のレシピを現代に伝えるKopernik Torun

そんなジンジャーブレッドで有名なトルンの街を代表する老舗お菓子屋さんがKopernik Torun

Kopernik Torunは１７６３年にJan Weeseが創業したお菓子屋さん、

彼らが作り出したお菓子はその美味しさと質の良さから瞬く間に評判となり、１８２４年頃にはトルコや日本、中国、ハワイなどに輸出されるようになっていました。今では日本では販売されていません。

１８８５年頃には生産が追い付かない為トルンの街の中心地に工場を設立、現在この工場はKopernik Torun社の博物館となっています。

さらに１９１３年にはトルン郊外に大規模な工場を設立し、その後、第二次世界大戦により破壊されてしまいますが、再建され、現在でもここで商品の製造がおこなわれています。

Kopernik Torunのピエルニキ(Pierniki)

パッケージは高級感のある良い雰囲気の箱。さすが老舗の看板商品。

いただいたのはホワイトチョコがコーティングされている商品です。これ以外にも色々な商品があります。Kopernik Torunの商品ラインナップはこちら

こちらはKopernik Torunの看板商品でこれが一番と言われているようです。

箱の後ろにはKopernik Torunの歴史が記載されています。

このようなパッケージをお土産にあげれば受けること間違いなしです。

中身はこちら。

ホワイトチョコと中に入っているカシスの酸味とがとても相性が良く、日本ではなかなかいただくことのできない商品です。

食感はやわらかく、ドイツの有名なレープクーヘンと似た感じの食感。

日本ではなかなかないお菓子なので、ポーランド土産に最適だと思います。是非！

– Kopernik Torunの公式ホームページ
– Kopernik Torunの商品が帰る場所